秘密基地は淡路島。守備範囲は日本全国。広告制作・編集代行をします。

当社は働き者のコトバたちを多数輩出しておりますが、基本的には個人事務所です。組織として大きくするつもりはありませんが、従業員としてのコトバは無限に増やせるので、ビジョンは世界最大のおひとりさまカンパニーです。コトバたちの親玉としての代表の紹介をさせていただきます。

代表プロフィール

 
神保 康介新卒(04′ 関西学院)から広告代理店のアカウントプランナーとして(日経社→ADK)幅広い業種のクライアントを担当。2016年よりITメガベンチャー(DeNA→カカクコム)のメディア事業部編集部にて広告制作を担当。SONY、資生堂、キユーピーなどナショナルクライアント中心に3年間で120本の記事広告を執筆。その後㈱ベーシックのferret編集部にて編集長業務を1年半務めながらBtoB領域の記事広告を30本執筆。2021年に独立→淡路島へ移住。現在はホイポイカプセル型ドームハウスの自宅兼事務所にて、広告コピーライター兼外付け編集長として活動中。
 

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Wiki

▼代表の神保が様々なメディアで書き散らかしてきた内容のGrand Summary▼

高校時代は野球少年かつ哲学青年で、「センスオブワンダー」というコトバを遺したレイチェル・カーソンの「沈黙の春」の影響を受け、環境問題を解決するには革命家になって消費者の意識を変えることが必要であるとの想いから「Human Ecology」を掲げる新設の関西学院大学・総合政策学部へ2000年に入学。毎週電話帳の大きさの英語の書籍を読んでプレゼンするという青目の鬼教官からの指導により念願の両二重瞼を手に入れる(それまでは片二重)。革命家の夢は就職活動というイニシエーションの中で、カシコオモシロイ魑魅魍魎たちが跋扈し消費者の意識を変える「広告」という新たな(というか現実的な)夢に変容(というか着地)する。

無事に4年で卒業し、やぶさか爺さんたちの抵抗にもめげずに代理店生活も10年を超える頃、物事を「確定」させるスキルプロトタイプ思考先に納品するプレゼン術、また「2Types of Reaction – 即レスと遅レスの使い分け」など自分なりの勝ちパターンを確立していった一方、10万円稼ぐのに、100万円分の責任を負わされる代理店ビジネスに限界を感じていた。当時編集タイアップ案件を多く手掛けていたこともあり「なぜ日本のタイアップは広告主の片想いなのか」に疑問を募らせており、また隣接するのに遥かに遠い国である「編集畑 vs 広告畑」の世界の違いへの興味も高まっていた。夜中の銀座から渋谷まで、青山通りを歩きながら鬱々と考える日々。折しも戦略PRの台頭などで編集目線の広告を身に着ける必要性を感じ、2016年にメディアサイドへ。

メガベンチャー2社の女性ライフスタイルメディアにおいて120本の記事広告執筆を手がけ、編集目線と広告発想を組み合わせたライティングメソッドを開発。また、既に認知率の高いナショクラブランドを多数担当するうちに「広告とは捉えなおし」であり「それは人生もまた同じである」と悟る。後に捉えなおしの文脈づくりを「【記事体広告の世界】このろくでもない、すばらしき記事体広告の世界へようこそ」というシリーズにノウハウとしてまとめる。

メディア在籍中、読者の滞在時間における可読文字数と実際の記事の文字数との大幅なズレに疑問を抱く。また、「読まれる」という前提に立った編集サイドの書き手の欺瞞を「文字が文字通りに伝わらない」問題や「何も言ってない言葉たち問題」として提起。

これからは「代理をしない、広告代理店」=超主体的広告プレイヤーの時代であると考えて独立。淡路島に移住し、ホイポイプロダクションズを開業。同時にライフスタイルメディアを立ち上げ、職場に縛られない「本宅なし、別荘生活。」や「アトリエライフ」など様々なスタイルを自ら実践しながら提案。また地方移住後の広告マンの生きざまを「ローカルマーケターのリアル」でまとめる。また処女作となる小説「止まり木ハミングバード」はいきなり第二話から書き始め、すぐに飽きて断筆。

主なキーワード


アトリエライフ

テレワークを前提とした職住一体型の自宅兼オフィスを構え、様々なプロジェクトに同時に携わるアトリエワーカーの台頭を予言。またプロフェッショナルとは「半分以下の時間で、倍以上の成果を生む能力である」と考えており、全員がプロフェッショナリズムを持ち寄るプロジェクト型社会では労働時間は3時間以下になると予想している。

シンプルライフ(Not ミニマリスト)

シンプルライフメディアでの経験などからややこしいものはキモい無理・嫌い・信用ならないと考えており、営業の人件費確保のために無限に商品を増やす保険マイナンバーカードも痛烈に批判している。また、特定の業界の人間が口を揃えて言うことはだいたい怪しいと考えており「インデックスファンドを中心とした長期分散ほったらかし投資」にも懐疑的

メディア論

現在のメディアは既に才能が集まる業界ではなく、刊行ペースにアジェンダ設定能力が追い付いていないと考えている。同じテーマを十年一日の如くこすり続けた結果どんどん題材がミクロ化していることを非難している(小枝的小技不要論)。またメディアとは言葉によって人の居場所をつくる役割があると考えており、「イクメン」や「イケダン」など女性誌側の一方的な言葉によるフレーミングの押しつけで言葉の檻に囚われた男性の息苦しさを憂慮している。

コピーライティングという仕事について

コピーライターとは生き方であり、所詮他人の気持ちはわからないので「自分自身のハートを実験場として日々気分の基礎研究をする人」がコピーライターであると考えている。またメディアを介して他人の態度変容を起こしたいなら、その前に「言葉をなりわいとする者は、まずは自分自身を言葉によって変え続けなければならない。」という考えを持つ。また、ルイ・パスツールの「Prepared Mind」という言葉を信条とし、アイデアを生むために「心の中に酒蔵を持つ」生き方を実践している。また既存のコピーライターの「第三者的クリエイティブ」を隠れ蓑にしてデジタルや経営に及び腰である姿勢には疑問を呈している

ナラティブの時代におけるメディア

生活者の口の端にのぼるブランドストーリーとしての「ナラティブの時代」において、オウンドメディアはナラティブの発生装置であり、様々な切り口を詰め込むことで「同時多発的気づきによる態度変容」を促すものであると考えている。またWebメディアやオウンドメディアも雑誌(特に女性誌)のように積極的に「言葉を育てる」努力をすべきだと提唱。

広告とアート

映画とドラマの語り口の違いから、現在のWebメディアの語り口が根本的にスタンスとして間違っていると考えている。また後に、広告とアートの違いから「人間はなぜ生きているのか?」を考察し、「その答えを見つけるために生きているのだ」と結論づけた。

編集目線 × 広告発想

編集畑と広告畑の、一見隣接するこの2つの領域の間にある高い壁を指摘。1つのテーマを多角的な切り口で掘り下げることが「編集」なら、態度変容に向けて、本質的な気づきのある視点を発見することが「広告」だが、同時多発的な気づきによる態度変容は、両者の視点を併せ持つ『編集目線 × 広告発想』で生まれると考えている。

逆算のライティングメソッド

巷に溢れる記事広告のほとんどは「揉み手構文」と「白文字系文学」だらけであり「言葉のあたりまえ体操」が横行している。広告の役割とは、生活者が抱える「なんとなくモヤモヤ」に宛先をつけることであり、宛先である商品ベネフィットへの自分ゴト化に至るまでを逆算して書くべきだと主張。

物語構文の教材としての映画鑑賞

仕事と趣味を切り分けるのはめんどくさい、との理由から広告以外の趣味はシンプルに帰宅を兼ねた散歩・読書・映画鑑賞。映画やドラマには「3層のデベロップメントが必要」が持論。またジョーゼフ・キャンベルらの物語構文をヒントとして「自分の人生の脚本は自分で書く」ことを推奨している。また「世界最短の映画評論」において「好きな映画を聞かれて「レオン」と「ショーシャンクの空に」以外の答えを返せるオトナになるために、僕たちは映画を観るのではないか。」という持論を述べている。

人生観

毎日を積み立てて生きる」ことが基本スタンス。人は唯一、内面的進化ができる動物であり、そもそも人は、「なりたい自分になるため」に生まれてきたと考えている。そのためにパーセプションの更新を積み重ねて「自分自身を毎日Re-Creation」するのが素敵な人生であり「自分らしさ」への唯一の道だと考えている。また世の中のあらゆる名言、名作、映画のメッセージをパラフレーズすれば「いまを生きろ」という一言に集約できるとして「Present moment = 今この瞬間を、贈り物として捉えて生きる」という人生観も提示している。

宗教観

恩師の「何千年も前の大工の息子や王族のボンボンの教えをちょっとおかしいと思いながら”信じる”なんてナンセンス。神様(や人生の設定)は自分で創るものだ。そのために勉強するんだろう」との言葉から、特定の宗派に帰依せず、趣味である哲学的な思索の材料として様々な宗教の考え方も参考にするスタンス。好みは「人間は本来神である」という視点に立ち教義の徹底的な身体化を旨とするヨーガ哲学だが、そこから派生した仏教はブッダ以降のインド人弟子がマニアックに分解しすぎたためあまり好きではない。ミッション系の大学にいたため、「超絶イケメンで愉快な兄ちゃん。イエスの実像と桜島理論」などに見られるようにキリスト教には比較的好意的なスタンス。「ロジックは神のもの。レトリックは人のもの。」というテーゼもキリスト教的な世界認識をベースにしている。後年サタンに試されるが、禅的アプローチで事なきを得ている。

スポーツ

野球部であったことから野球選手からのインスピレーションを多く受ける。日本のカリスマ論の題材としての長嶋茂雄を尊敬しており、天覧試合でのサヨナラホームランは「神代から脈々と天皇家に受け継がれてきたカリスマが、初めて民間のスターへ継承された瞬間である」と考えている。プロ野球のキャンプ視察をした際にあまりの地道なトレーニング風景に感銘を受け、「スポーツ選手とはたゆまぬ自己変革を体現して見せる存在である」と気づくと同時に、個の時代においてはビジネスパーソンもアスリートであると考える。また大谷翔平を「世界の定義を更新し続ける男」として尊敬している。野球以外では総合格闘技に一時期ハマっており、ヒクソン・グレイシーなどの「無敗伝説」には目がない。また自らも「空中ピンポン」という屋内スポーツを発明し、普及に努めている。

音楽

自ら世界観を構築し、その世界観を自分自身で体現してしまうという意味でシンガーソングライターを尊敬している。中でも玉置浩二、尾崎豊、徳永英明、宇多田ヒカルを敬愛する。一方で、クラスターマーケの流れに乗るためには自らアイドルに「ハマる」感覚を持つべきである、との広告業界の空気感に抗えず様々なアイドルを聴くが挫折。最終的に「でんぱ組.inc」にハマることに成功し、最近のメインディッシュはBiSHらしい。また、広義のアイドルとしてはスポーツ選手や棋士、文化人、城郭考古学者の千田嘉博教授のような学術界の「語り部」も含まれる。

生活

ライフスタイルメディアにいた経験から、人生の幸せとはなにげない毎日を解釈のチカラで素敵な時間に変えていくことであり、「センスオブワンダーを発動させて毎日世界を再発見する」ことを楽しむべきだとしている。その意味で「〇〇疲れ」と家事がメンドクサイものであるという前提に立つ今のメディアの論調を「広告を取るための欠落のマッチポンプである」と批判している。

料理

確かなことは何もないこの世の中にひとつだけ確かなこと。それは料理をしたらお腹とココロが満たされることである。との考え(亜種にお酒を飲んだら気分がいい!もある)から、ホイポイレシピ「晴れの日がハレの日に!淡路鶏のお買い物焼き」や「究極のグランドレシピ」などコンセプト重視のくえないナンセンスレシピを発表している。また山一證券が倒産した高校一年の冬以来風邪をひいていない食生活の秘訣も甘酸っぱい記事として公開。

人間関係

マーケ界隈の人たちと延々と広告・マーケティング論を語るのが好き。「プロビーラー」を自称し、曰く「ビールがなければ、人生へべれけやった。」。飲みの誘いは断らない・遅刻しないをモットーとしているがキリがなくなるので「自分からは誘わない」をマイル―ルとしている。それでも会社員時代の給料はほぼ飲んでしまったため、自らに流罪を宣告し淡路島へ島流しのうえ隠遁生活を送っている。

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